◆駅周辺は東京都有数の商業地区である。大型商業施設の他、オープンカフェ、飲食店、ブランドショップなどが所狭しと立ち並んでおり、週末には多くの買い物客でごった返す。 駅から練馬区、杉並区、三鷹市の境界まで徒歩圏内である。 中央口(北口)は広く、メイン出口である。みどりの窓口があり、待ち合わせ場所として人が多い。公園口(南口)を出ると井の頭線の乗り場がある。ここにもみどりの窓口があったが、閉鎖されている。ロンロン口(西口)、ロンロンエキサイツ口(東口)は2か所とも駅ビルロンロンがオープンしている時間のみ営業している。ロンロンエキサイツ口を出るとすぐにユニクロがある。 ◆「吉祥寺」という名前は、江戸時代に水道橋付近にあった吉祥寺(東京都文京区本駒込)諏訪山吉祥寺に由来する。明暦の大火ののち、同寺の門前町の人々は居を失い、万治2年(1659年)吉祥寺の浪士、佐藤定右衛門、宮崎甚右衛門が土着の百姓・松井十郎左衛門と協力して現在の武蔵野市一帯を開墾し吉祥寺門前の町人達を移住させた。吉祥寺に愛着を持っていた住人たちが、この地を吉祥寺と名付けたことから、五日市街道沿いに吉祥寺村が形成された。そのため、武蔵野市吉祥寺に吉祥寺という名の寺院はない。文京区の本駒込にある。 玉川上水のおかげもあって広大な原野は農地へと変わり、のんびりとした農村地帯を形成していたが、1923年(大正12年)の関東大震災を契機に多くの人たちがまたもや吉祥寺に移り住むことになり、人口が急増。美しいケヤキ並木でも知られる成蹊学園が池袋から移転したこともあって、農村から住宅街、そして多くの商店や学生で賑わう街へと変貌を遂げることになった。